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代表の挨拶


Hideyo_Miyazaki ARISE首席代表 宮嵜 英世
(国立国際医療研究センター センター病院 院長)

 2024年7月1日付けで、国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院長に就任し、ARISEの代表ならびにAMED臨床研究・治験推進研究事業(アジア地域における臨床研究・治験ネットワークの構築事業)の事業代表者に就任した宮嵜 英世です。
 新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、世界が結束して研究開発に取り組み、必要な医薬品を早く人々に提供する必要性を強く認識させました。この目標を達成するため、国立国際医療研究センターは、アジア諸国の複数の代表的な研究機関と協力し、アジア地域の臨床試験プラットフォームであるARO Alliance for Southeast and East Asia (ARISE) を2021年に発足させました。
 ARISEでは、感染症領域における薬事承認を目指した国際共同臨床試験の実施により、アジア地域及び、世界の臨床研究をリードしていくことを目標にしています。2025年4月には国立健康危機管理研究機構の設置を見据えて、さらに具体的な事業の促進に力をいれていくことになります。
 アジアでの臨床試験は大きな成長の可能性があります。各国の研究者や医療関係者はもちろんのこと、政府機関、産業界、国際機関等とも密に連携して、アジアにおけるエビデンス創出、ひいては医療の向上に貢献していきたいと考えています。

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