ARISEについて

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概要

ARISEについて

アジア地域では、新しい薬の臨床試験を行うことがこれまで以上に注目されています。一方で、感染症領域については、新型コロナウイルスのパンデミックを経験して、臨床試験をより迅速に行える体制が必要であることも認識されています。平時においても、必要な医薬品へのアクセスを加速し、来るべき感染症発生に備えるために、質の高い臨床試験を迅速に開始及び完了できるような取組として、国立国際医療研究センターは、ARISE (ARO alliance for Southeast and East Asia)として、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、そして日本の研究機関を交えて2021年に発足しました。

運営

ARISEは、日本医療研究開発機構(AMED)のプログラム「アジア地域における臨床研究・治験ネットワークの構築事業」の支援を受けて行われています。

ビジョン

感染症臨床試験の実施を促進し、最適化する、アジアをリードする信頼できるAROの連携ネットワークとなる

ミッション

  • アカデミア及び産業界主導の感染症研究の連携と実施を促進する。

  • 感染症を対象とした医療製品の研究開発において、国境を越えた強固かつ強靭な治験実施体制を確立する。

  • 他の臨床試験ネットワークとのグローバルな連携を通じて、世界的なパンデミックへの備えを推進する上で重要な役割を果たす。
  • 目標(2024-2025年)

    1. 産業界と連携した感染症臨床試験への参加と実施の推進
    2. 医師主導治験の完全性、安全性、倫理性、質の確保
    3. 臨床試験実施のためのリソースと能力の向上

    組織図

     arise_org_2024_jp.png

    国際臨床研究
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